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買取トリビア

宝石鑑定の資格

現在、宝石鑑定の国家資格は日本にはありませんが、1931年に設立された世界最高の宝石学教育機関(米国宝石学会・GIA(Gemological Institute of America))の教育課程プログラムを卒業すると宝石学修了者=GG(Graduate Gemologist)という称号を得ることができます。日本にも取得できる学校があります。
GGは、宝石学のスペシャリストとしての訓練を受けて、宝石の知識やビジネスのノウハウ、グレーディング・鑑別技術、また宝石取引に関する倫理を兼ね備え、国内だけでなく国際的にも共通で通用するプロフェッショナルとして認められた称号です。

買取対象の宝石

買取対象となる宝石としては、ダイヤモンド、エメラルド、サファイア、ルビー、オパール、タンザナイト、アレキサンドライト、珊瑚、ガーネット、ヒスイ、アクアマリン、パライバトルマリンなどが宝飾されている指輪(リング)やネックレス、ブレスレット、ピアスなどがあります。
ブランドジュエリーだけでなく、宝飾品のデザインの型が古くても宝石自体に価値があるものや、枠や台についていないカットを施した裸石(ルース)、傷や壊れている宝飾品、イニシャル入り指輪なども買取してくれるお店もあります。お店によって異なる場合もありますので、事前に確認してみると良いでしょう。

買取店を選ぶポイント

ダイヤモンド

ダイヤモンド

通称は「ダイヤ」。別名「金剛石(こんごうせき)」と呼ばれます。
ダイヤモンド(diamond)は、元素鉱物(げんそこうぶつ)の一つで、地球上に存在する石の中で最も硬い天然物質です。結晶構造の多くは8面体で、他に12面体や6面体もあります。また、結晶の原子に不対電子が存在しないため、電気を通しません。
そしてダイヤモンドは、稀少で美しい宝石として広く知られており、傷がつかず長年経過しても、美しさやクオリティーが変わらない性質から、財産価値としても最も人気が高い石の一つです。
◇ダイヤモンドの色 無色、黄色、褐色、ピンク、青、緑など
◇ダイヤモンド:4月の誕生石
◇石言葉:永遠の絆・純潔・不屈

  ダイヤモンドの価格は、世界中で産出されるほとんどの販売権を所有するダイヤモンドシンジケート中央販売機構(CSO=デビアス)によって決定されています。
それにより、ダイヤモンドの価値の安定が図られています。
またGIA方式という鑑定基準が国際的に認められ、世界中の何処に行っても共通のダイヤモンドの価値を表す4Cが基準として使われています。

ダイヤモンドの4C

4Cとは、アメリカ宝石学会(GIA)が制定したカットされた宝飾用ダイヤモンドの品質を評価する国際基準のことです。品質等を評価する基準が4つの要素から構成され、各要素のカラット・カラー・カット・クラリティの頭文字に「C」がつくことから「4C」と呼ばれています。
4Cは1つのダイヤモンドを4つの側面からそれぞれ評価をし、価格帯が決まります。ダイヤモンドの鑑定書はこの4Cが記載されています。
 また、メレダイヤモンドは、0.1カラット以下の小粒なダイヤモンドのことで、指輪やネックレスなど中石を引き立てるために周囲に散りばめるなどの用途に使われています。

ダイヤモンドの4C

1.Cut(カット 研磨・仕上がり)

ダイヤモンドの美しさを決める輝きを最大限に引き出すためには研磨・仕上がりの技術が必要とされ、カットの良し悪しで価値そのものが決まります。職人の技によって、ダイヤモンドの持つ良さをさらに引き出せるかが決まり、その他の評価要素がそれぞれのダイヤモンドが生まれもったものの評価に対して、GUTは唯一人の手を介すことのできる評価要素と言えます。
評価は5段階になります。

  • EXCELLENT(EX) → 最上級品
  • VERY GOOD(VG) → 理想的
  • GOOD(G) → 良好
  • FAIR(F) → やや劣る
  • POOR(P) → 劣る

2.Carat(カラット 重さ)

カラットは、大きさではなく重さを表す単位です。カラットは、ctと表示されます。1ctは0.2g。1gは5ctとなります。重くなればなるほど、希少価値が高くなります。
語源の由来は、古代より金細工師が量りの分銅に用いていたイナゴマメです。イナゴマメは 、アラビヤ語で「キラット」と呼ばれており、イナゴマメの種子1個がどれを採っても0.2gと同じであったことから「カラット」の語源となりました。

3.Color (カラー 色)

ダイヤモンドは、実際はかすかに色がついているものが多く、無色透明なほど高い評価になります。
これは、マスターストーン(基準石、比較石)を使用し判定されます。黄色みを帯びたものや褐色系のダイヤモンドは評価が下がりますが、ブルー、ピンク、グリーンなどのカラーダイヤモンドは無色のダイヤモンドより高値で取引されることもあります。また、価値が高いカナリーイエローダイヤモンド、ブラックダイヤモンドなどは人気があります。
カラーにABCがないのは、Dより上の色合いが産出された時のために残してあるためです。カラーのランクはDからE、F、G、H、I、…Zまでの23段階で評価します。

  • DEF → 無色透明(Colorless)
  • G~J → ほぼ無色(Near Colorless)
  • KLM → かすかな黄色(Faint Yellow)
  • N~R → 非常に薄い黄色(Very Light Yellow)
  • S~Z → 薄い黄色(Light Yellow)

4.Clarity (クラリティ 透明度)

クラリティは、ダイヤモンドの透明度を表す基準です。ダイヤモンドの透明度は、10倍の拡大鏡を通して、傷やインクルージョン(液体や小さな結晶)の大きさや位置、数によって判定されます。ランクは全部で11段階で評価します。

  • FL(Flawless) → 10倍の拡大検査で無傷
  • IF(Internally Flawless) → 10倍の拡大検査で表面に微小な外部特徴あり
  • VVS(Very Very Slightly)1・2 → 10倍の拡大検査で目立たない程度の内包物
  • VS(Very Slightly)1・2 → 10倍の拡大検査で発見が困難
  • SI(Slightly Included)1・2 → 10倍の拡大検査で容易に見つけられる程度
  • I(Imperfection)1・2・3 → 肉眼で確認できる内包物や傷がある

守護石

誕生石は、守護石として自分の生まれた月の宝石を身につけていると幸運を招くと言われています。

1月

ガーネット(柘榴石)
石言葉:忠実・友愛・真実
変わらぬ愛情と深い絆をもたらす"実りの象徴"

2月

アメシスト(紫水晶)
石言葉:忠実・友愛・誠実・心の平和
"真実の愛"を守りぬく、もっとも高貴な輝きを放つ

3月

アクアマリン(藍玉)
石言葉:沈着・聡明
「幸せな結婚」を象徴する美しいブルーの透明石

ブラッドストーン(血玉)
石言葉:堅固・勇気・勇敢・献身
生きることへの欲求を高める石

4月

ダイヤモンド(金剛石)
石言葉:変わらぬ愛・永遠の絆・純
「永遠の絆」を象徴するパワーストーン。最も硬く最も有名な宝石。

クォーツ(水晶)
石言葉:完璧・神秘・冷静
純粋と浄化を象徴する万能パワーストーン

5月

エメラルド(翠玉、緑玉)
石言葉:幸運・幸福
叡智を象徴する石

翡翠(ジェイド)
石言葉:幸福・健康・長寿・福徳
事故や災いから身を守る石

6月

パール(真珠)
石言葉:円満・健康・完成・富
「ありとあらゆる守護」のパワーがあるとされます

ムーンストーン(月長石)
石言葉:恋の予感・純粋な恋
神秘的な月のパワーを秘めた「愛を伝える石」

アレキサンドライト(金緑石)
石言葉:光栄・誕生・出発
幸運、精神面での満足、物質的な繁栄、富をもたらす

7月

ルビー(紅玉)
石言葉:愛の炎・感受性・生命力
結晶構造による波動から豊かな感受性を高める

カーネリアン(紅玉髄)
石言葉:勇気・友情
邪気から身を守ってくれる守護石

8月

ペリドット(橄欖石)
石言葉:夫婦愛・豊穣
太陽の石という伝承から「暗黒を取り除く石」

サードニックス(紅縞瑪瑙)
石言葉:金運・勇気・行動力
和合・恋人間のトラブルを解消する

9月

サファイア(青玉)
石言葉:慈愛・誠実・貞操
目標を貫徹する助けとなる石

アイオライト(菫青石)
石言葉:誠実・貞操・初めての愛
ネガティブな状態や感情の浮き沈みが激しい時に気持ちをおだやかにする

10月

オパール(蛋白石)
石言葉:真実・友情・希望
幸運の石

トルマリン(電気石)
石言葉:成功・慢心
幸運の石マイナスイオンパワーで健康をもたらす「電気石」

ローズクォーツ(紅水晶)
石言葉:恋愛・優しさ・情緒・繊細・愛情・美・調和
愛をはぐくみ内面美を輝かせる

11月

トパーズ(黄玉)
石言葉:誠実・友情・潔白・幸福
自分に必要なものやチャンスを引き寄せる石

シトリン(黄水晶)
石言葉:完璧・冷静沈着・神秘的
商売の繁盛と豊かな富をもたらす

12月

ターコイズ(トルコ石)
石言葉:沈着冷静・先見の明・強運・開放・社交性・冒険心・自由・穏やかな心
ネガティブなエネルギーを払いのける勇気の石

タンザナイト(灰簾石)
石言葉:誇り高き人(高貴)・冷静・空想
ネガティブなエネルギーを、ポジティブなものに変換する

ラピスラズリ(瑠璃)
石言葉:尊厳・崇高
古代より崇められてきた美しい「聖なる石」

守護石

守護石

守護石

誕生星座による守護石

牡羊座
3/21~4/20
ルビー

牡牛座
4/21~5/21
エメラルド・サファイア

双子座
5/21~6/21
縞メノウ・ヒスイ

蟹座
6/22~7/220
真珠・ムーンストーン

獅子座
7/23~8/22
ダイヤモンド

乙女座
8/23~9/22
紅メノウ・サードニックス

天秤座
9/23~10/22
ペリドット・トルマリン

蠍座
10/23~11/21
オパール

射手座
11/22~12/21
トパーズ

山羊座
12/22~1/19
トルコ石

水瓶座
1/20~2/18
アメシスト

魚座
2/19~3/20
アクアマリン

誕生干支による守護石

 コハク

 真珠

 金

 ヒスイ

 紅メノウ

 銀

 サードニックス

 紅サンゴ

 白サンゴ

 シトリン

 ラピスラズリ

 紅ヒスイ

買取のポイント

買取店を選ぶポイント

自分にぴったりの買取のお店とは?お店選びのポイントをご紹介。

買取の流れ

買取ってどうやるの?一般的な買取の流れをご紹介。

査定に関して

そもそも査定って?査定時のチェックポイントをご紹介。

金商品の傾向

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金買取価格の差異

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高価買取のポイント

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買取のトリビア

買取の知識・雑学から、誕生石や守護石など宝石にまつわる知識。

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